
ハンドメイド作品を販売している多くの方は、はじめのころはハンドメイドで作ったものも自分で使ったり、親しい人にプレゼントしたりしていたと思います。
個人的に使ったりプレゼントしたりする時は何も気にしなくてよかったことが、販売すると色々と気にしなければならなくなります。
例えば、すぐに壊れないかとかですね。
しかし、中には知らないうちに法律に違反することもあります。
有名な事例として、CDの音源を個人的に楽しむためにダビングするのはOKですが、それを販売したら違反になることなどです。
このように、販売するようになると、今までは関係なかった法律が関係あることにななり、知らなかったでは済まされない自体に発展することもあります。
そこで、ここではハンドメイド作家としてデビューする方がやってしまいがちな3つの違反をご紹介します。
ハンドメイド作家としてデビューして間もない方は必ずチェックしておいてください。
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商用利用NGの素材を使ってしまう
特に生地に多いのですが、ハンドメイドの素材として使うことを認めていないものがあります。キャラクターが印字されているものや、有名ブランドのものは多くは商用利用NGです。
確かめるには、生地のタグを確認したり、販売しているお店の方に確認したり、生地の販売元のサイトなどをチェックする方法があります。
これらは、バザーなどで販売することも許されませんので、注意してください。
より詳しく知りたい方はこちらの記事も参考にしてください。

キャラやロゴの二次使用をしてしまう
例えば有名ブランドのロゴをかたどったアイテムを作って販売することは、ロゴが商標登録されている場合、商標権を侵害することになりますので、違法行為になります。
また、キャラクターそのものを使わなくても、キャラをイラストにして販売することも違反です。
商標登録されていなくても、音楽や絵、アイドル写真などには著作権があり、これらを使うことも違反です。
ロゴやキャラクターは商品そのものの価値を決める重要なものですから、勝手に使って利益を得ては、権利を持つものの利益を横取りしていることになり、訴えられることもあるので注意が必要です。
利益が出ても確定申告をしていない
ハンドメイド作品を販売して利益を得た場合、その金額に応じて税金を納めないといけません。
納税は国民の義務ですから当然ですね。ただ、一定以上の利益がある場合のみ税金は発生しますので、金額次第では確定申告をする必要はありません。
その金額は、配偶者がいるかどうかや、給与所得があるかどうかなど、条件によって異なるので、税務署などで確認しておくことをお勧めします。
税金に関することはこちらも参考になりますよ。

まとめ
いかがでしょうか。個人利用のうちは許されることでも販売すると許されなくなる3つの事例を紹介しました。いずれも法律違反ですから、訴えられれば法律の元で裁かれ、多額の賠償金を請求されることもあります。
自分の身を守るためにも、どういう法律が関係するのかしっかりと確かめた上で販売を始めるようにしてください。