
オーダーメイドはお客様にとっては魅力的である一方、作家さんにとっては負担が大きく、導入には悩みますよね。
もし、あなたがオーダーしてもらいたい形でオーダーメイドが入ってくれれば、負担も軽くお客様の満足をアップできるのでぜひ導入したいのではないでしょうか。
実はそれができちゃう方法があるのをご存知ですか?
ここでそんな裏ワザを紹介します。簡単な準備でだれでもできる方法なので、ぜひチェックしてください。
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客は「自分がほしいもの」を見つけてほしがっている
雑誌やCMを見てて「こういうの欲しかった!」と思ったことはありませんか?
人が「欲しい!」と思うときは、具体的に何か提示されたときです。
なので、「この中から欲しいものを見つけてください」といって多く見せるより「あなたのほしいものはこれですよね」と1つだけ提案するほうが、実はお客様も選びやすく、ニーズに答えていることになります。
では、どうやってネット販売の世界でお客様にあう1つを提案すればよいのでしょうか。
顔も性格も好みも分からないネット販売の世界で、1人1人に提案することはできないないのでしょうか。
実は、簡単な方法があります。これを使うと、1人1人の好みに合った提案がいつでも、いくらでもできるようになります。それでは、次にその方法を紹介します。
その方法は「フローチャート」
フローチャートってご存知ですか?
様々な質問に「はい」「いいえ」などで答えながら次々とマスのようなものを進んで行き、最後に「今日の運勢は大吉!」のような結果が出るものです。これがフローチャートです。
フローチャートは読み手自身が質問に1つ1つ答えるので、結果には自分の意思が反映されたことになり、すんなり受け入れやすくなります。
もし、自分が思っていた結果と一致すれば「やっぱり」と思いますし、一致しない場合は「そんな一面もあったんだ!」と新しい発見をした気分になるという、どちらに転んでもよい結果につながります。
これを商品紹介にも使うと、オーダーメイドのようなサービスを展開することができるんです。
売りたい商品をゴールにフローチャートを作る
まず、あなたがこのフローチャートで売りたい作品をピックアップします。あまり多くするとメリットが減るので、5〜6種類くらいがいいでしょう。
次に、それらの作品の特徴をそれぞれ書き出してみます。派手とかクールとか、あったかいとか簡単なワードでいいので、すべて違うワードになるようにしましょう。
これらのワードがゴールになるように、フローチャートを逆からさかのぼる形で作っていきます。この時、結果の前の質問が一番重要なので、できるかぎりワードに近づける質問にします。
例えば「洋服は派手なものが多い」という質問で、「はい」のほうに派手な作品を、「いいえ」のほうにシンプルな作品を置くようにします。そうするだけで、このフローチャートの信憑性が一気に上がります。
そのほかの質問も、作品ジャンルに関係しそうな質問を中心に並べてみましょう。
最初の質問は「パスタよりラーメンが好き」みたいな、関係ない質問から入ってもいいです。そのほうが「これでどんなことがわかるんだろう」とワクワクできます。
あまり深く考え過ぎず、合計4〜5回答えればゴールできるようなチャートにしましょう。
これでフローチャートは完成です。このチャートに基づいて注文した方は「自分にぴったりのものを選べた」という満足感と共に、オーダーメイドのような、自分のための商品を作ってくれている気持ちになります。
まとめ
いかがでしょうか。
このようなフローチャートを使った販売手法は雑誌やチラシ以外にもたくさん使われています。こういうものには「あなたの心の奥の本当の好みが診断できるんです」、のようなフレーズが使われていたります。
心理学に基づいたものもありますが、雑誌の編集者が自分で作ったものも多くあるので、そこまできにする必要はありません。
ぜひあなたも取り入れて、お客様に最適な提案をすると共に、作家自身の負担も軽くしていってください。
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