ハンドメイドのトラブル事例3つの正しい理解

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ハンドメイドのトラブル

ハンドメイドでよくトラブルになる「作品のパクリ問題」

著作権の観点で問題になるので、別記事で著作権の基礎をご紹介しました。ここではハンドメイドの事例を元に、どんな問題があるのか解説したいと思います。

ここで紹介する事例は実際にあった例ではなく、ありそうな事例です。また、ここで解説する内容は、私が調べた範囲であり、私が出版関係の実務の中で勉強した内容を元にしています。

私自身は法律の専門家ではないので、ここで書く内容の保証はできません。実際にトラブルに巻き込まれた場合は専門家に相談して対応をしてください。

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自分の作品の写真を勝手に使われた!

ネットで作品を販売する以上、写真は必要不可欠な素材なので、必ず写真を撮って、ミンネやメルカリ、自身のSNSにアップしていることでしょう。

この写真が自分の知らないところで、知らない人に使われている!という経験は多くの方が実際に体験した、もしくは聞いたことがあることだと思います。

写真の転用は著作権の考え方において、NGなのでしょうか。

結論は「原則はOKだが、使い方によってはNGになる」ということになります。

え、OKなの?と思った方も多いのではないでしょうか。

例えばSNSで考えてみましょう。

多くのSNSには「シェア」機能があり、気に入った写真を自分の友人や知り合いに紹介する機能があります。
ここに写真をアップすることは、その機能を使ってだれもがみられる状態になることに同意した、ということになります。ツイッターなどの多くのサービスでは、そのような旨の文章が規約に書いてあります

なので、SNSに投稿した写真はそのまま転用してもOKで、それに文句は言えないのです。

ブログやマーケットサイトへの投稿した画像については、引用は自由にできると考えられます。引用は著作権の基礎で解説していますのでご覧ください。引用元を明記して、必要最低限であれば、問題ありません。

このように、ほとんどの場合がOKですが、 NGになることもあります。

著作権を持つ人を傷つけるような使い方はNGです。勝手に加工したり、悪意を持っていたずらに使ったりすることがこれにあたります。

また、引用や転用ができるのは、一般に公開されている状態のものに限ります。
パスワードで保護されているサイトや、有料で販売しているものなど、元々制限して自由に公開していないものを、制限のないところで公開することはNGになります。

自分の作品を転売された!

フリマアプリのメルカリでは色々なものが販売されています。その中に、自分が作って販売したものは売っていると、ちょっとショックですよね。これは違反になるのでしょうか。

この転売行為は、まったく問題ありません。

もしこれがNGだと、メルカリは成立しないどころか、ブックオフなどの中古販売店はすべてNGになってしまいます。

お金を払って購入したものは、購入者が所有権を持っており、それをどうしようが所有者の自由です。改造しようが、販売しようが購入者の自由で、販売したあなたが口出しすることは基本的にはできません。それがより高値で売られていてもどうしようもないです。

転売されてしまったら、自分のスキルがまだまだ未熟だったと思って、転売したくないような素晴らしい作品を作ることを目指しましょう。

自分と同じ作品を別の人が売っている!

よくいう盗作というものですね。始めたばかりの頃はあまりありませんが、人気になればなるほど盗作のリスクは高くなります。

この盗作は他の問題よりややこしいです。

まず、盗作をどうやって証明するか、という問題があります
ハンドメイドがこれだけ普及していれば、似たような作品はたくさんあるでしょう。しかも同じパーツショップの商品を使っていれば、自ずと似た作品になりがちです。

そんな環境の中で、盗作かどうかを見抜くのは至難の技です。
非常に独創的であり、素材が特殊なもので、しかも複数の作品がそっくりであるなど、偶然では起こり得ないことが複数重なっていれば、盗作の可能性が高いです。
しかし、だれでも買える素材を、ちょっと練習すれば作れるくらいのもので、何十個も作品がある中の1つがたまたま似ていた、という程度であれば、盗作かどうかは微妙なところです。

本当に盗作を防ぎたい、盗作された時に法的に対応したいという場合は、特許を取る必要があります。
しかし、特許を取るには時間もお金も手間もかかるので非現実的です。

盗作に関しては、あまり気にし過ぎてもきりがないです。それよりも、常に新しいものを作り出すことで、他の人の一歩先を行き、過去の作品を盗作されたとしても、もう古い、と言えるくらいになることを目指した方が、ポジティブだと思います。

と言っても盗作という行為は許されるものではありませんので、そこは履き違えないでくださいね。

 

いかがでしょうか。
何か問題が起きた場合は当事者同士で解決しなければならないので、できればトラブルは起こさないほうがいいですし、もし起きたとしても、大事にはしたくないです。
そのためにも正しい知識やネット上のルールは知っておくべきですので、ぜひ参考にしてください。

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