
作品の販売方法の1つにフリーマーケット(フリマ)への出店があります。最近はハンドメイドに特化したフリマも全国で行われるようになっています。
ネット販売が中心の方にとって、直接販売の場は数少ないチャンスなのですが、そのチャンスを逃してしまう方が多いようです。
ここでは、そんなフリマを売り上げ貢献にするのではなく、フリマをきっかけにネット販売を伸ばす方法をお伝えします。
フリマというお客様に直接会えるチャンスを生かして成功につなげている方も大勢いますので、ぜひ参考にしてあなたのハンドメイドライフの成功のきっかけにしてください。
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自分の名刺を用意する
フリマに出店する時には、作品を準備するだけではなく、名刺を用意してください。名刺といってもサラリーマンが使うような堅苦しいものではなく、あなたをアピールしやすいカードのようなものです。
その名刺には次の項目を必ず入れてください。
- あなたの名前(ペンネーム)
- あなたの店舗の名前
- あなたのネットショップのURLとQRコード
- メッセージ
この中でも一番重要なのは「サイトのQRコード」です。家に帰った時にすぐにあなたのお店をチェックしてもらうためにも、QRコードはとても役立ちます。もしくは、その場でアクセスしてくれるかもしれません。名前で検索する手間を省くだけではなく、あなたの店にたどり着く途中で寄り道されてしまっては、せっかくのチャンスを逃してしまうことになります。直接あなたのショップに来ていただけるようなしかけを用意してあげましょう。
他のお店の人と仲良くなる
フリマにはあなたと同じように出店しているお店はたくさんあります。みなさん自分の作品を1つでも多く売りたいと思っていますので、ライバルです。でもそのライバルの方もハンドメイドを一緒にしている仲間です。その方とはぜひ仲良くしてください。
ハンドメイド作家さんの多くは、実はハンドメイド購入者でもあります。私がTwitterでアンケート調査した時も8割くらいの方は売るだけではなく、買った経験があると答えていました。
人の顔が見えると、購入のハードルは一気に下がります。「隣のショップの作家さん、すごくステキな人だったな」と思って、家に帰ってから買い物に来てくれるかもしれません。
また、他の作家さんから新しい情報をゲットできたり、作品のヒントを得られたりすることもありますので、ぜひあなたの気に入った作品の作家さんとは積極的なコミュニケーションをとりましょう。
時々、無愛想だったり、文句が多い方もいます。そういうかたはほっておきましょう。このネット社会でそのような方はきっとそのうちいなくなりますので・・・
フリマは告知
フリマ出店には出店料やスペースを飾る小道具作り、たくさんの作品を用意するなど、結構お金がかかります。この元を取ろうと思って出店したものの、おもうように売れずに損をしてしまった、もう出店はしない、という方も多いと思います。しかし、だれでも最初は同じです。だからといって出店を諦めてしまうのは早いです。
フリマは直接お客様と会える数少ない機会で、そこではあなたの魅力を最大にPRできるチャンスです。その場では買わなかったお客様があとでネットショップに来てくれた、そこで撮影したあなたの作品をSNSにアップして、一気に有名になった、なんてことはよくある話です。
大切なのは、そのようなチャンスを掴むための準備なのです。SNSにあげたくなるディスプレイにこだわる、あなたのこだわりポイントを沢山話す、など告知として大切なポイントを押さえた準備をすることです。
いかがでしょうか。いきなり出店することにはだれでも不安なものです。まずは客として、近くのフリマに出かけてみるとよいでしょう。全国のフリーマーケットをまとめているサイトもありますので、ぜひ一度足を運んで、どんな様子なのか知っておくと役立ちます。