DIYレシピ共有アプリ「Creon」はハンドメイドの敵か味方か?

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Creonはハンドメイドの驚異か?

2016年11月に「Creon(クレオン)」というアプリが公開されました。(画像出典:Creon)

このCreonは「Locari(ロカリ)」を運営するWondershakeが開発したアプリで、DIY版のクックパッドとも言える、DIYのレシピを共有できるサービスになっています。

DIYというと、家具作りや家のリフォームのようなイメージがありますが、ハンドメイドやガーデニング、コスメなどのレシピも公開されています。

現在はβ版ということで、正式リリースは3月とのことですが、すでにオシャレ女子の人気を集めそうです。しかしハンドメイド作家さんにとってはこのアプリは驚異になるかもしれません。

はたしてこのDIYレシピ共有アプリのCreonはハンドメイド作家さんにとって敵になるのか、それとも味方になるのか、くわしく見ていこうと思います。

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Creonのサービス利用はすべてタダ

Creonはレシピを共有するだけのシンプルな仕組みになっていて、それはクックパッドに似ています。
レシピを見るだけなら会員になる必要はありませんが、レシピをアップする時には会員になる必要があります。会員登録は無料で、必要な材料や、各工程の説明文と写真を登録すればだれでも簡単にレシピをアップすることができます。

登録したレシピにはいいねボタンが用意されていて、気に入ったレシピにいいねをすることができます。

そして、自分で作った時にそれを報告する「できレポ」という機能もあります。まさにクックパッドの「つくレポ」と同じですね。

クックパッド同様、レシピをアップして、いいねが集まっても収益があるわけでもなく、できレポにもお金が発生しません。
自分の作ったものを誰かに見てほしい、できレポがたくさん集まると嬉しいといった作り手の心をうまく活用したサービスになっています。

組み合わせるだけのレシピの価値は大きく低下

Creonが広まれば広まるほど、レシピはどんどん広がっていきますから、その価値はほとんどなくなってしまいます。特に、だれでも手にはいるようなパーツとパーツで、だれでもできそうな組み合わせただけのものは、価値が大きく低下すると思われます。

クックパッドが広まっても惣菜は売れ、出前は流行り、外食もあります

では、価値が下がってしまったハンドメイドは売れなくなるのでしょうか。結論から言えば、そんなことは絶対にないと思います。

クックパッドで考えてみてください。
クックパッドが広まったことで、これまで一流の人しか作れなかったような料理や手間のかかる料理でも、だれでも作れるようになりました。しかし、スーパーから惣菜コーナーは減りませんし、出前はさらに拡大、外食店も行列ができるお店はあります。

作れることと、実際に作ることには大きな壁があります。
実際に作る場合には、道具を一から用意して、素材を購入し、時間をかける必要があります。しかし、これを実践する人はごく一部で、実際には「あぁいいなぁ。いつかやってみようかなぁ」で終わる人がほとんどです。むしろ、いいなぁと思った人は、作れないが欲しくなり、結果的に作品を購入するという行動をとってしまうのです。

つまり、レシピが広まれば、作家にとっては売れるチャンスが広がることになると思います。

注意すべきは同業者

このように、一般の人はレシピを見ると、作るより欲しくなって購入してくれる確率がアップしますが、同業者、つまり同じ作家さんの場合は違います。
普段から作っていますし、道具も持っています。素材も持っているかもしれません。そうなると製作へのハードルは一気に低くなり、あなたのレシピであなたと同じ作品を作ることは簡単にできてしまいます。

そして彼らがその作品を販売した場合、あなたのライバルとなって登場しますので大きな驚異です。残念ながら一般的なレシピには権利が及ばないため、その人をルール違反として訴えることも難しいでしょう。

ちなみにハンドメイドの著作権トラブルについて詳しく書いた記事はこちら。

ハンドメイドのトラブル事例3つの正しい理解
ハンドメイドでよくトラブルになる「作品のパクリ問題」。著作権の観点で問題になるので、別記事で著作権の基礎をご紹介しました。ここではハンドメイドの事例を元に、...

Creonの普及で注意すべきは同業者の参入ということになります。

これまで以上にスキルアップが重要になる

他人に真似されることを防ぐことが不可能になることが予想される中、あなたができる唯一の対策は「スキルアップ」だけです。
真似されてもワンランク上の作品を作る、デザインもさらに磨きをかけるなど、スキルアップを常に続けることができれば、Creonに不安になることなく、常に作品を売り続けることができるはずです。

まとめ

Creonの登場は、作家にとっては驚異というよりむしろ顧客拡大によるビジネスチャンスになると思います。
ただし、常に腕を磨き続けないと生き残ることが難しくなる時代になったことを意味しています。

あなたにとっては大変な時代になるかもしれませんが、ハンドメイド全体としては市場が拡大し、作品の質も上がることになるのでメリットが大きいです。

あなたもこの流れに乗り遅れないよう、日々のスキルアップを怠らないようにしてくださいね。

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