
自分のものを作るDIYとは違って、ハンドメイドは販売して利益を出していくので、少しでも長続きさせたいですよね。
しかし、作家さんの中には長続きする人と、そうでない人がいます。長続きしている人は無理しているわけではなく、みなさん楽しんでいます。そして長続きしない人のほうが無理をしていて、楽しめていません。
この差は一体なんでしょうか?
ここでは、そんな長続きする人とそうでない人の3つの違いを、長続きしない人の目線で解説したいと思います。あなたがもし1つでも当てはまっていたら、早いうちに直しておくことをオススメします。
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好きなものばかり作っている
ハンドメイドを始めるきっかけは「好きなものを作って多くの人に届けたい」だったのではないでしょうか。それを実際に作って好きになってくれる人が現れると、あなたはますます自分の好きなものを作って売っていこうと思うはずです。
ここまではなんの問題もありません。ハンドメイドを楽しむには重要なことです。
しかし、あなたの好きなものが売れなくなったらどうしますか?
好きなものを作り続けて、またあなたの作品を気に入ってくれる人が現れるのを待つのでしょうか。
それでは長続きはしないでしょう。
ものを作って売っていく以上、売れないとモチベーションは上がりません。そのためには、あなたのこだわりだけでなく、お客様の欲しいものを作ることも重要です。
好きなものが売れればベストですが、そんなにうまくはいかないものです。
好きな作品を作るのと合わせて、売れる作品も作り、売り上げも常に維持していくことが長続きさせるコツです。
定番作品がない
売れる作品には大きく2パターンがあります。1つは流行もの。もう1つは定番ものです。流行ものは、その時は非常にたくさんのニーズがありますが、短期間で売れなくなります。
一方定番ものは、話題にはなりにくいですが、常に一定のニーズがあります。
長続きしている人のほとんどは、この定番作品を持っています。そして長続きしない人ほど流行ばかり追いかけています。
流行を追いかけるのは、常に新しいアイデアが求められます。またその都度新しい素材を用意しないといけないのでコストもかかり、毎回宣伝もしないといけないので、大変なことばかりです。
その結果、制作活動に疲れてしまい、利益も出ず、長続きしなくなってしまいます。
一方、定番作品は素材を大量に仕入れることができ、毎回アイデアを出す必要ないので、とても楽です。しかも宣伝をしなくても自然に一定量売れるので、売り上げも安定します。常に売れるので、モチベーションも維持しやすく、安定した利益が出ることも嬉しいですね。
長くハンドメイドライフを続けるためにも、あなたの定番作品を早く作り上げて「〇〇といえばあなた」というくらいまで高めていってください。
発送を先延ばししてしまう
作品を届けるには制作だけではなく、梱包や配送もしないといけませんよね。作家さんの中には、作品作りや私生活に忙しくなりすぎて、発送を週末にまとめてしてしまう方もいるようです。これはやってはいけないことです。
買った方はいち早くあなたの作品を手にしたいと待っています。
その期待がMAXのときに作品を届ければ、さらに気持ちが盛り上がりリピートにつながります。
これが1週間も待たされると、作品への熱が冷めてしまうこともあります。
あのアマゾンは早ければ当日に届けるサービスを有料で行なっており、好評であることからも、購入者は早く手に入ることに価値を感じています。
1日でも早く作品を届けてあげて、お客様の満足度をさらに高めることが、あなたのモチベーションアップにもつながり、結果として長続きすることになります。
いかがでしょうか。これ以外にも長続きしないポイントはありますが、まずはこの3つから見直してみてください。「これ、私当てはまってるかも」と思ったら、明日からでもすぐに直してくださいね。